GⅢのマイル戦にしては中々のメンバーが集結。斤量を背負うのも仕方がないところだが、57kgが有利と見て、エコロヴァルツを狙う。前走東京戦は久々のマイルで流れに乗り切れず、ゴチャつく場面も有ったが、0.5秒差なら良く頑張った方だろう。一度、使って今回は流れに乗れる筈で、抜け出し期待。
エルトンバローズが対抗格。昨年3着馬だが、当時は強気の騎乗で最後が甘くなったものの、これで馬が一皮剥けた感。前走京都戦はGⅠで2着、しかも相手がソウルラッシュなら胸を張っていい。骨折明けが割引材料だが、GⅢなら何とかしたい。
マピュースが3番手。前走東京戦は思ったより動けなかったが、状態面のお釣りが残っていなかった面も有ったか。一息入れて、デキが戻ってこのハンデなら好勝負必至。ただ、ゲートが怪しいので、最内枠は諸刃の剣。
押さえが逃げるシンフォーエバー。久々の芝で押して行った分、最後に甘くなった印象。元々逃げる馬としては出脚が足りない面も有るのだが、ここは徹底先行タイプが不在。マイペースに持ち込める筈で、今の中京なら逃げ切りも。
ジューンブレアを狙う。前走函館戦は持ったままの手応えで、もうひとつ弾けず2着止まり。ただ、一瞬の脚でやられた感が有り、直線が長いコースの方が踏ん張りが利くかも。その点で力が有れば押し切れる中京コースは悪くない筈。
対抗はヤマニンアルリフラ。前走の小倉戦+14kgは流石に太い気もしたが、脚力を見せ付ける内容。ただ、2着のヨシノイースターの方が強い内容では有った。中京が合わないということはないだろうが、ハンデ2.5kg増で果たしてどうか。出来れば少しでも絞れて状態面の上積みが欲しいところ。
インビンシブルパパが3番手。前走函館戦は初芝だったが、いいスピードを見せて4着。前半3Fを32.5秒で行ってレコードの立役者となった。外枠でも、出脚は抜けている筈。行き切れさえすれば簡単には止まらない。
穴っぽいのはポットベイダー。前走京都戦がサッパリだったが、調整の失敗なのか、直線で手前が替わっていなかったのも伸びを欠いた一因か。昨年末の当地1200mで2着。当時の相手がアメリカンステージだけに2着でも高い評価出来る内容だった。ちょっとハンデは見込まれたが、左回りなら古馬相手でも。
前日の段階で不良馬場。当日も雨が見込まれ、渋化が残りそう。ならばドゥラエレーデが無難な本命。前走東京戦は案外の結果に終わったが、この開催は異様に時計が掛かる馬場。芝ダート兼用のこの馬にはキツい条件だった。57kgなら久々の勝機到来。
雨が降って有利なのは、マテンロウスカイも同じこと。初ダートの前走中山戦は砂を被る形になり、一般的には苦しいケースだったが、向正面から自力で動いて2着。59kgを背負っていただけに、尚のこと価値が高い。この鞍上だけにアテには出来ないが、再度の粘り込みも充分。
実績上位のウィリアムバローズもミッキーアイル産駒だけに軽い馬場の方がいいタイプ。59kgが楽ではないのは確かだが、その点でブレーキを踏む確率の低い外枠の方がいいのは確か。勿論、時計勝負になれば外枠がキツい展開になることも考えられるのだが...。そこは展開ひとつ。
ロードクロンヌも57kgなら何とかしたいところか。ここ2走は重賞で取り溢した様な格好だが、前々走中山戦はスムーズさを欠き、前走京都戦は1900mの距離を意識して大事に乗ったのが裏目に出た形。捌きはその時の展開次第だが、1700mなら強気に乗って勝ち切りたい。
昨年の覇者、モズメイメイに期待したい。昨年も15番枠だったが、今年も18番枠。例年の開幕週と違い、今年は開催が2週目となったことも外枠有利に働きそう。昨年より1kg増の56kgも他馬との比較を考えれば苦にならない筈。あとはゲートさえ決まれば。
対抗はピューロマジック。近走はもうひとつの部分も有るが、競られて脆さを見せ、ならばと強引に行って失速と、チグハグになっている面も有る。直線1000mなら強引に行っても踏ん張れると見て。
テイエムスパーダもテンのスピードには自信。斤量に恵まれないとキツい印象も有ったが、前走は55.5kgでの勝利だったのは直線競馬への適性を示したといえそう。ピューロマジックに叩かれる展開になるとキツいだろうが、上手く馬体を離して運べれば。
押さえが昨年2着のウイングレイテスト。臨戦過程は明らかに昨年より悪いのだが、斤量が大きく響くこの条件で、59kgでの2着は適性を示すモノ。今回は58kgに軽化して、この人気なら台頭警戒しておきたい。
実質的には昨年迄のプロキオンステークスということになるが、中京1400mのコース形態から常識に則って考えるなら、外枠有利。そこでサンライズフレイムに期待したい。追い込み一手でアテに出来ない部分も有るとはいえ、デビューから13戦して掲示板を外したことのない堅実派。前走京都戦も5着ながら、上がり3Fは最速で馬は責められないところ。今回はパサパサのダートで上がりが掛かりそうなのも好都合。
同馬主のサンライズホークが対抗。近走は交流戦が主戦場だが、中京は3戦3勝。あくまで条件戦での話といえども、中京はコース実績がモノをいうことが多い。これも1400mは堅実で流れひとつ。
同じく近走は交流戦ばかりだったが、エートラックスは1400mがベスト。JpnⅢ2勝の実績が有り、勝ち負けして来た相手もソコソコの名の通った馬。斤量面で少しキツいのは確かだが、ゲートを決めて好位置確保出来れば。
ヤマニンウルスもこのメンバーなら何とかしたいところ。完全にリズムを崩した感は有るのだが、前々走阪神戦だけ走れば、馬券圏内から外れることも考え辛い。ただ、これも揉まれていいことはなく、外枠が欲しかった感は有る。