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競馬予想 2013年2回京都

第30回フェブラリーステークス(GⅠ)

前走の評価が難しいが、内田騎手が乗り間違えたと見てガンジスが中心。序盤深追いし過ぎたのが終いの伸びに響いた様に見えた。それでもマイルの経験が少ないのが課題になるが、自在性はNo.1。

昨年の覇者、テスタマッタも勿論チャンスは充分。昨年の方が前走のレース内容は良かったが、59sの影響も大きかった。とにかく岩田騎手が手綱さえ離さなければ終いは確実。

人気し過ぎだが、カレンブラックヒルも面白いところ。ホクトベガは例外中の例外で、基本的にこの手の馬はトゥザヴィクトリーの様なトビの大きい先行タイプを狙うのが筋。その意味では資格が有る。タイセイレジェンド相手となると微妙だが、エスポワールシチーには出脚で勝てる筈で、4角単騎なら。

昨年2着シルクフォーチュンも押さえたい。前々走が悲惨だったが、叩いた効果なのか、1200mに距離短縮された分なのか、前走中山戦はとにかく強い勝ち方だった。大外枠は諸刃の剣だが、ことゲートに関しては良い方に出る筈。

馬単
7=14 7=11 7=16

第106回農林水産省賞典京都記念(GⅡ)

休み明けにはなるが、地力をいえばショウナンマイティ。この相手で宝塚記念3着の実績は断然といって良いだろう。厳寒期の休み明けは大幅マイナスだが、何とかなるとみて。

逃げるビートブラックが対抗格。前走中山戦はこのレースで引退したアーネストリーにハナを譲る形となり、半ば共倒れの格好となった。今回、距離短縮にはなるが、楽にハナへ行ける組み合わせ。ひと踏ん張り有って良い。

ベールドインパクトは菊花賞4着が好内容。ゴールドシップが圧勝するスタミナを要求される流れの中で良く踏ん張ったといえる。前走中山戦はむしろ当然の勝利だ。今回、相手強化の一戦となるが、ここでも通用の目は有る筈。

穴を探せばヤマニンファラオ。前走福島戦は追ってからファイナルフォームの決め手が違っていたが、距離が延びた方が良さそうな印象も受けた。この馬場ならジリッぽさはむしろプラス。スムーズに運べるなら。

馬単
10=2 10=1 10=3

第48回デイリー杯クイーンカップ(GⅢ)

前走阪神戦は直線での通った位置の差で敗れたコレクターアイテム。重賞も制している東京で仕切り直しの一戦だ。インが有利な馬場状態で内が捌ける点も強み。他馬より1kg重い55kg克服なら、オークスへの展望も開けてくる。

対抗はウキヨノカゼ。前走中山戦は弱メンバー相手の2着。従って威張れたモノではないのだが、広いコースが良さそうな印象も有った。東京に替わってコレクターアイテム以外には先着したいところ。

前走同タイム、イリュミナンスも東京向き。特にこちらはコーナーでの脚がサッパリに近かった。東京なら何とかなりそうだが、完全に直線向いてからでないとエンジンが掛からないタイプ。スローになりそうで、過信も出来ず。

穴はサトノフェアリー。前走中山戦は外から差した点を評価出来る。ディープインパクトそのままのレースをするタイプだが、馬群に入っても競馬は出来そうで、枠も無駄にはしない筈。

馬単
5=15 5=2 5=1

第53回きさらぎ賞(NHK賞)(GⅢ)

前売の段階では単勝10倍以下が8頭。激戦だ。ツキのなさも含めて、中山を使えなかった影響がどうかだが、素質はリグヴェーダが一番。ここで勝たないとこの後のレース選択が苦しくなるだけに、何が何でも勝ちたい一戦。

対抗はバッドボーイ。前走阪神戦は、今年最大の目玉エピファネイアに0.1秒差。ここ迄一番迫った馬だ。前々で上手く流れに乗った感も強いのだが、キズナには先着。実績上はこのメンバーNo.1だ。

ラストインパクトの前走阪神戦は、逃げ馬に押し切られる展開。その逃げ切ったマイネルマエストロは、次走中山で差し決着の中で先行勢としては唯一粘り5着。悪くない内容だった。外枠だが、折り合い面にも不安はなく、自分の脚はつかってくれるだろう。

穴はマズルファイヤー。脚元に不安が有った様で、この厩舎にしては間隔を開けて使われたが、前走が圧勝。あの内容なら能力はここでも足りる。京都1800mで勝ったというのもプラスに働く筈。

馬単
6=1 6=9 6=2

第18回シルクロードステークス(GⅢ)

雪の影響で開催そのものが危ぶまれる状況。ただ、雪の場合は延期にしても、開催するにしても良馬場予想で問題はないだろう。狙いはニシノビークイック。前走は謎のマイル戦出走で、伸び切れなかったが、本職の1200mなら話は違うだろう。相当に力の要る馬場状態になっており、ハンデ54sもプラスに働く。

対抗もハンデ54s、キングレオポルド。少し久々になるが、堀厩舎がわざわざ西下して来る以上は、それなりに仕上げて有るだろう。57sで準オープン勝ちの馬が54sというだけでも有利だが、前走札幌戦にしても56sで0.5秒差。メンバー中、一番恵まれている。

サドンストームは前述2頭より遥かに上。前走は道悪の上に外枠、この3着は勝ちに匹敵する。引っ掛かり癖が有り、折り合いがカギになるが、この馬場なら余程大丈夫だろう。

58s以上は論外だが、57sでスギノエンデバーも勝ち負け。ただ、差し一手で、オープンで差しの利かない展開になると、中々厳しい面も有る。今の力の要る馬場だと57sで一瞬の脚が鈍る可能性も有るが、毎回0.5秒差には収まっており、堅実さは買える。

馬単
7=2 7=5 7=6