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競馬予想 2012年2回中京

サマーマイルシリーズ第1戦 第60回トヨタ賞中京記念(GⅢ)

58sは少し見込まれたが、ここへ入ればダノンヨーヨーの力が抜けている。近走惜しい競馬が続いているが、基本的には馬場状態の関係で追い込み切れていないだけ。58s自体は背負い慣れており、今の中京なら差し届くと見て◎。

相手がレッドデイヴィス。今年に入って中々デキがイマイチなのだが、マトモならGⅠでも勝ち負け出来る馬。ただ、悪い中でも少しずつマシにはなってきている。57sなら何とかしたいところ。

一発はオセアニアボス。東京でボロ負けが3戦続いたが、上がり自体はまずまず速い。展開で突っ込み切れていないと見るのが妥当だろう。追い込みすらも簡単に決まる中京なら勝ち負け持ち込める筈。

エアラフォンの前走阪神戦はウィリアムズ騎手らしく、途中から逃げの手に出たが、スロー過ぎて押し切れなかった印象。この策は向いていないのだろう。重賞へ入るとワンパンチ足りない印象も有るのだが、堅実は堅実。本来の差す競馬で巻き返したい。

馬単
15=10 15=3 15=13

サマー2000シリーズ第2戦 農林水産省賞典第48回函館記念(GⅢ)

この相手ならコスモファントムを主軸に出来る。前走阪神戦は相手が強かったと考えるのが妥当。夏場は良くないタイプの馬だが、間隔開けて使って来た分だけまだマシ。ハンデも最近背負い慣れた斤量。枠も有利。

相手がミッキーパンプキン。先行してもどかしい競馬が続いているが、先行出来る様になったのはトモに力が付いた証。前走は舌がハミを越していた影響も有っただろう。時計の掛かる馬場も合うタイプ。

トウカイパラダイスも圏内。前走は相手関係や上手く乗られた麺も否定出来ないところだが、56sは恵まれた印象も。近走、折り合いが付く様になったのも大きい。あとは2000mでの出脚の問題。

トランスワープの前走福島戦は前で決まる展開の中、出遅れた影響が大きかった。力量的にはあの相手なら勝っていても不思議はない組み合わせだっただろう。本来の先行策なら。

馬単
2=6 2=16 2=1

第44回函館2歳ステークス(GⅢ)

今年は函館開催が全6週。売上減に依る開催減は仕方がないにしても、途中のオープン特別がなくなったのは興行的に更にマイナスだろう。従って新馬だけで判断せざるを得ないのだが、馬が一番良かったのはアットウィル。大物感はないものの、スカッとした造りには好感が持てる。あとは時計の問題。

コスモシルバードが対抗格。前走は内容云々よりも明らかに太かった。一回使って少しでも絞れて来れば前走以上が期待出来る。ただ、トビが大きいので、出脚には疑問も有るが。

穴は地方馬シーギリヤガール。勿論ダートなのでレース云々に関しては度外視するが、スカッとした造りはむしろ芝向き。枠が遠い面は有るのだが、先行出来るなら一考の余地は有る。

ストークアンドレイも押さえたい。前走は1000m戦だったが、時計は優秀。ボリューム感の有る馬体も如何にもスプリンター然とした造りだ。あとは1200m走っていない分がどう出るかだけ。

馬単
2=6 2=16 2=1

東海テレビ杯第17回プロキオンステークス(GⅢ)

ダートへ替わって、4戦2勝のファリダット。レース内容そのもののがそこ迄強い印象はないのだが、56kgで競馬出来るのは圧倒的に有利。重賞へは果てしなく遠回りさせられたが、今度こそ。

対抗に推すが、シルクフォーチュンは少し間隔が開いた。今春の東京戦2着は別の意味で立派。ズボズボになった展開はかなり大きかったとはいえ、1600mは1F長かった筈。中京に替わるのはマイナス材料だが、ベストの1400mで連覇の場面も。

スーニが3番手。59sも、最早背負い慣れた斤量だろう。今年に入ってセイクリムズンに3連敗。一時の勢いが止まった感も有るが、馬力は間違いなく最上位。1400mでこの相手なら何とかしたい。ただ、近況は馬体減続き。馬体重がカギに。

押さえがアドマイヤロイヤル。距離は1400m,1600m、どちらでも問題はないが、重賞となるともうワンパンチが足りない印象が強い。その反面、相手なりのタイプでも有る。下が渋った方が底力勝負にならないだけこの馬にはプラスと出る筈で、2,3着なら。

馬単
9=7 9=1 9=14

サマースプリントシリーズ第2戦 第48回CBC賞(GⅢ)

前走東京戦は惨敗も、デキは決して悪くなかったグランプリエンゼル。1000万条件のマイル戦で1分32秒台、2000mでは未勝利でオープンの時計を越える高速馬場に変わってしまったのは若干マイナス材料だが、開幕週で絶好の内枠。54sなら何とかしたい。

スピードはエーシンダックマン。前走は見事に玉砕したが、逃げ馬の惨敗は仕方がないところ。坂が有ると途端に成績落ちる嫌いは有るのだが、開幕週でここは逃げ馬が不在。テンに楽が出来そうなのは好都合。勿論高速馬場も有利。

ハンデの重過ぎるダッシャーゴーゴーを別にすれば能力最上位はマジンプロスパー。前走はGⅠの壁という話になるが、この相手なら力は一枚上。ハンデも57.5kgならこなせる筈だが、枠が遠いのが唯一課題に。

穴はオウケンサクラ。前走福島戦はスピードの有る馬が前へ行って粘る展開。後方から追い込んだ組では脚色は一番目立っていた。1200mが若干忙しいとはいえ、中京なら前走程速くならない筈で、台頭は十分。

馬単
1=4 1=16 1=13