2人曳き。遮眼革。-4kg。毛ヅヤが冴えて、筋肉の輪郭もクッキリ。デキ自体は前走も良かったが、今日はキッチリ仕上げられた印象。それで居て、落ち着いていた点もいい。最近のこの馬としては出た方で、中段から。小細工せず、外でリズム重視で乗られたが、4角の手応えが抜群。楽過ぎて左手前のまま突き抜けた。冬場の良馬場時の脚力は折り紙付きだが、課題のゲートが今日は出て、本来の力を発揮。着差以上の楽勝だった。兎にも角にもゲートに尽きる。東京だとあの程度出れば十分だが、次走海外となると中々難しい気もしないでもない。
2人曳き。シープスキンノーズバンド。前後肢にバンテージ。高値安定。歩様の力強さも変わらず。ゲートを決めて、この馬の出脚で好位直後。ダブルハートボンドをマークしながらの競馬。器用なタイプだが、道中はサイモンザナドゥとずっと並走する形となり、余計な神経を使わされたのは確か。ラスト400mでダブルハートボンドに並び掛け、ラスト200mでダブルハートボンドは交わせると確信しただろうが、外からコスタノヴァ。前述した様に、着差以上にネジ伏せられた感が有った。手堅いは手堅いのだが...。器用貧乏なのか、何時も何かが居る。
シープスキンノーズバンド。前後肢にバンテージ。歩様の硬さは前走中京戦と同程度。馬体は締まっていて、毛ヅヤも上々と、デキ自体は問題なさそうだが、やはり歩様は気になる。ただ、今日は少し煩い。芝スタートが初めてだった影響なのか、1完歩目が速くなかったが、出脚で挽回が利いて、好位から。マトモに砂を被った経験もそうない筈だが、大きな問題はなく、走れていたか。4角迄、自分のポジションでジッとして直線も手応え通り伸びているのだが、決め手負け。経験でこなせるとは思うが、現状だとダートスタートの方がポジションが取れる分、安心感が有る。
シープスキンノーズバンド。前肢にバンテージ。数字は一緒だが、前走京都戦よりは締まって見える。ゲートは五分に出たが、ダートに入る直前に挟まれて、後方から。それでも道中のリズムは良かった。内に居た利を最大限に生かし、上手く捌いて直線入口でダブルハートボンドの直後。追って一瞬がモタついた様にも見えたが、エンジンが掛かってからは良く伸びており、少なくともウィルソンテソーロとは同じ位の脚が使えている。前走京都戦が微妙な内容だったが、馬体が締まってキレが出たか。あとは位置取り。
シープスキンノーズバンド。しっかり踏めていて、馬に活気が有った。馬体に緩いところもなく、下見でケチを付ける部分はない。1完歩目が滑り気味で、出脚が鈍ったが、押して挽回して好位から。今日のペースだと行かせたことは正解だったか。ただ、道中は少し行きたがっていた。先に抜けたペプチドナイルを目標に、一瞬は抜け出さんかの場面だったが、直ぐに止まってしまった。鞍上の話では、馬場が合わず滑っているとのことだが。手応え程の伸びがない。少し渋った方がグリップが利いていいのかも。
遮眼革。+14kg。腹回りが如何にも緩く、明らかに太目残り。歩様に変化がなかったのはせめてもの救いだが...。これもスタート直後に滑ってしまい、大きく出遅れて最後方から。馬群には取り付いていたが、道中の行き振りもイマイチで、直線もバテた馬を交わした程度。出遅れたにしても動けず。太目が祟ったか...。
シープスキンノーズバンド。前後肢にバンテージ。例に依って、馬は見栄えがする。歩様も気にならず。ゲート五分。芝の出脚がどうかと思っていたが、スッと2番手。行き振りは少し良過ぎる位で、問題はなかった筈だが、追って案外。良く分からない負け方。マイルは合わないのか...。
シープスキンノーズバンド。-6kg。腹回りが締まって、キッチリ仕上げられた。踏み込みもしっかり。1完歩目で脚を滑らせてしまい、枠が遠かったことも有り、無理はせず後方から。道中は折り合いも付いて、いいリズムで運べた。開催5週目で、外差しが利く様になっていたが、それ以前に4角で大外から上がって行く脚が速かった。直線は鞭の使い過ぎで戒告を食らったが、しっかり伸びて快勝。準オープンから来たとは思えない横綱相撲。マクる脚が有るのがいい。まだハンデも軽く、次走も注目。
後肢にバンテージ。これ位、数字が有った方がトモに迫力が出る。少しトモの送りが硬い印象も有るが、これは元々。好発。ただ、出脚は速いとはいえず、押してハナ。1000m通過58.6秒はそれなりのペースだが、ラップに波が有り、見た目の割に息は入っていた。3角過ぎから、後続を待たずにペースを上げ、直線入口で2馬身以上のリード。何とかなったかに見えたが、タガノデュードの脚だけが違った。昨夏札幌戦が惜しい競馬だったが、GⅢならやれるところを示した。あとはちょっとした運だけ。
遮眼革。-8kg。前走京都戦は少しフックラと見せたが、数字分だけフックラ分がなくなった。歩様に力強さが有って、悪い印象はない。ゲート五分。出脚は速い方ではなく、押して中段。道中は少しオッツケ気味の追走。ただ、眼前のパレハが上がって行かず、そこで待たされて、直線だけの競馬。それでも、コースロスはなかったが、小倉だとどうしてもコーナーで勢いを付けて回った馬に利が有り、ナムラエイハブとの3着争いを制するのがやっとだった。少なくとも馬は責められないところ。まだまだやれるが、オーナーからすればセレクトセール5億円の高馬だけに、もっと稼いで貰わないと。
パシュファイヤー。-8kg。大分スッキリとした印象。毛ヅヤが良かったので、デキ自体もいいのだろうが、歩様が硬いのはマイナス。好発。出脚も速かったが、ケイアイセナが何が何でもの構えで行って、その2番手。ただ、ケイアイセナのペースが一定ではなく、馬が少し戸惑っていた様にも見えた。ケイアイセナと一旦距離を取って、誤魔化そうとしたのだが、3角で追い付くのに脚を使い、4角手前から突き放されたことで、更に脚を使わされ、直線は踏ん張りが利かなかった。勝ち切るには行き切った方がいいのだろうが、ケイアイセナの行き振りを見るとそれも無謀。重賞で勝ち負けに持ち込むには、もう少し地力が欲しいところ。
何時もこれで走っているのだが、トモが薄くて、馬体にメリハリがない。歩様にも伸びがなく、下見では手が出し辛いタイプ。スタート直後に内にヨレ、他馬と接触した上に、5枠2頭に叩かれる形となり、中段やや後方から。道中の折り合いは全く問題なかったが、本来は好位から運びたかったところだろう。内に居て、道中で動ける余地もなく、3角から少し動けたものの、直線入り口でもまだ後ろから数えた方が早い位置。最後はそれなりに差しているが、位置取りの悪さに泣いた形。枠の並びも悪かったが、ゲートを出て、真っすぐ走れないのも体幹の甘さ。そこを直さないと、勝ち切るのは難しい。
キビキビと歩けていた。馬もトモが張って、見栄えはするが、マイラー体型。皮膚を薄く見せて、デキ自体はいいが、頭も少し高い。スタート直後に躓いて、1馬身の不利。道中は外々を回される格好になってしまった。直線は全く伸びず。今日は参考外。
2人曳き。+10kg。馬体のメリハリだけをいえば、前走の方が有った。この距離だと少し絞った方がいいだろう。出遅れ1馬身不利。距離が距離だけに急かすことはないが、それでも少し行きたがっていたか。前に馬を置いて折り合いを付けるというよりは、馬群の外に居て窮屈な形を避けつつ、宥めながら少しずつ前へ。2周目の向正面では2番手に居た。逃げているファウストラーゼンにプレッシャーを掛けてペースを上げさせ、ロングスパート戦に持ち込んだ。直線も左手前のままながら、力強く最後迄、伸びて快勝。鞍上も上手いが、スタミナが違った。胸を張って京都戦へ向かうことになるが、鍵は馬場状態。ゲートが怪しいので、極端に時計が速くなる形は避けたいところ。
+10kg。太いだろうが、それ以上にデキがいい。馬が張って、毛ヅヤが冴えていた。歩様もしっかりしていた。ゲート五分。折り合いに専念して中段のイン。道中はずっと引っ張り切りの追走。直線迄待ってから進路を探したが、坂下で少し待たされている間にスティンガーグラスが遥か前に居た。そこからはしっかり脚を使えているが、2着確保がやっと。スティンガーグラスの方が距離適性は高そうだが、大分ズブさがなくなって来た印象。もう少し折り合いが楽になると、この路線で長く稼げる馬になりそう。
-10kg。見栄えは大したことないが、前走京都戦は腹回りが少しダブついていたので、これ位で丁度。歩様の窮屈さもなくなった。好発も、出脚が速くなさそうで、少し押して好位。序盤は頭が上がりそうになるところを宥めながらの追走。1周目1角で頭を上げる感じではなくなったが、その後も少し力んでいた様には見えた。スティンガーグラスが早く動いたのを意識して、2周目の3〜4角中間から少しずつ外へ持ち出しつつ進出。自力で捕まえに行ったが、最後はフラついて甘くなった。とはいえ、馬を強くする競馬。今日の内容だけをいえば、ファイアンクランツとの能力差はない。
+4kg。マルタンガール。馬体は前走中山戦とほぼ一緒。スカッと見せていた。ただ、今日の方が活気が有る。その分、歩様にも勢いが有る様に見える。出遅れ1馬身不利。眼前のブレイブロッカーが行ってくれたのは良かったが、直後をファイアンクランツに取られて、更に1列後ろから。前の馬が行きたがっていて、マトモに走れておらず、その煽りをかなり受けていた。2周目に入った辺りから、徐々に馬群がバラけ出し、そこからはスムーズ。4角迄、インに居て、直線だけ外へ。競馬が終わった後だったが、メンバー中最速の上がりで、ここ迄。1列前で闘いたかったところ。何かの兼ね合いで、そこが上手く誤魔化せれば馬券圏内ということになるのだろうが、アテにし辛い。
+10kg。数字は増えたが、太くは見せず、見た目の変化はない。皮膚を薄く見せて、歩様にもキレが有った。五分の発馬から、この馬の出脚で好位。前に壁が有った前走中山戦と違い、今日は壁がない上に内外に馬が居て、行きたがっていた。こうなるとスティンガーグラスは無視して乗らざるを得ず、直線迄待ってブレイヴロッカーと同じ位置から追い出したが、大して伸びず。鐙が外れて追えなくなったのも応えたか。次走改めて。
遮眼革。前後肢にバンテージ。馬振りはこのメンバーでも上位だが、もっと歩様の伸びやかさが欲しい。これだと明らかに出脚に影響する。ゲート五分。恐らくは決め打ちだったのだろうが、押して押してハナ。誰も行かなかったことも有って、直ぐにスローに落とせた。結果的にスティンガーグラスの早仕掛けを招いて苦しくなったが、ここ2走はマクりも打てず、見せ場もなかったので、これがいいキッカケになれば。
前後肢にバンテージ。+14kg。いい馬なのは確かだが、これだと少し重たいか。とはいえ、馬体に張りが有る。1年休んでいたことを考えれば良く出来ていた方だろう。見た目の割にトモが甘い様に見えるのも元々。ゲート五分。出脚は速く、スッと好位。アサカラキングの逃げは、1000m通過55.7秒と開幕週とはいえ、中々のペース。折り合い面は怪しいタイプだが、今日はいいリズムで行けた。道中は枠なりにインを通っていたが、前がバラけていたことも有り、4角で外へ。直線は独走。レコードのオマケも付いた。課題は走法。全体に所作が硬い嫌いは有る。それが順調に使えない一因でも有るだろう。もう少しクビが使えると、マイルも視野に入って色々な意味でいいのだが...。
オーストラリアンブリンカー。寸の詰まったマイラー体型。その分、馬に幅が有る。大分白くなった芦毛だが、筋肉の輪郭も浮いていた。ただ、歩様が例に依って硬い。ゲートは五分に出たが、出脚が速い方ではなく、中段やや後方から。行き脚が付いてからのリズムは良かった。4角で少しゴチャついて、直線も捌く形になったが、しっかり伸びて2着確保。いきなりの重賞だった上に、この歩様でこの時計に対応出来れば充分。ただ、今日は前が飛ばして少し上がりが掛かる展開も向いた。次走が試金石。
+4kg。前走中山戦が勝ったとはいえ、明らかに細かったので、多少なりとも増えて出て来たのは好材料。見た目にもこれなら細い印象はない。ただ、歩様は硬い。ゲート五分。この馬の出脚で中段。今日は流れたことも有るが、道中は少し忙しそうにも見えた。4角で内の馬がゴチャついて、避ける場面が有ったのも確かだが、直線はジリジリ。最後迄、止まってはいないのだが、もどかしさが残った。とはいえ、1400mが向いていないというよりは経験で対応出来る範疇。レースの選択肢が広がったと、前向きに捉えたい。
+4kg。また馬体増。前走は大分太目に映ったが、今日も重たい。ただ、連勝馬らしく、馬体に張りが有るのはいい。踏み込みもしっかりしていた。出脚は一番速い位だったが、無理はせずアサカラキングの逃げに乗って、2番手。その割に道中は促しながらの追走。終始、アサカラキングにプレッシャーを掛ける位置で、積極的に乗られ、4角の雰囲気はアサカラキングよりいい位だったが、直線は大して伸びず。鞍上の話では交わされると自分で止めてしまう癖が有るとのこと。重目も有るが、馬具か何か工夫が要る。
遮眼革。馬体は昨年とほぼ変わらず。踏み込みが力強く、馬体も迫力満点。ただ、活気はなくなった。とはいえ、年齢も有るので、それが一概に悪いということにはならないのだが...。今日はゲート五分。出脚はディアナザールの方が速かったが、それでも行かせてハナ。前述した様に、ソコソコのペースで飛ばしているのだが、ディアナザールがずっと付いて来て、苦しくなった。5着はあくまで開幕週の分。以前より出脚が怪しくなっている。他馬が付いて来れず、単騎逃げに持ち込める出脚がないと、厳しい。
シープスキンノーズバンド。コロンとした体型。もう少し絞った方がいいかも。歩様は気にならないが、絞った方が動きにもキレが出そう。五分の発馬から、この馬の出脚で好位。ただ、3角手前でメイショウソラフネに外から来られて一旦引く場面、4角は内へ強引に行き過ぎて、ナムラアトムと接触しており、スムーズさを欠いた。ただ、それにしても直線はダラしなかった。もっと絞った方がいい。
+8kg。デビュー以来、体重。これだと流石に太いか。腹回りが厚ぼったい。歩様はこんなモノといえばこんなモノだが。ゲート五分。当然、出脚は速くないが、少し出して中段やや後方。この馬としては少し前目から。ただ、結果的に道中は外々を回されてしまったか。直線も大外だったが、全く伸びず。今日は変に小細工したのが裏目。あくまで結果論だが、これなら矯めるだけ矯めて、直線に賭けた方が良かった。
遮眼革。姉のナムラクレアは品のいい馬だが、こちらは腹袋が目立つ体型。トモの送りが少し硬い。ゲートを考えると、もう少し柔らか味が欲しい。五分か少し怪しい程度の発馬だったが、出脚を利かせて好位。道中のリズムは悪くなかったが、4角で外からマイネルチケットに来られる手綱を引っ張る場面が有り、万事休す。今日は参考外。