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競馬回顧 2017年5回阪神

第69回農林水産省賞典阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ)

ラッキーライラック

前後肢にバンテージ。例に依って迫力の有る馬体。一歩一歩が力強く、下見は文句なし。前走東京戦程ゲートは速くなかったが、ジワッと行かせて中段。外からコーディエライトとロックディスタウンが行って連られそうになる場面も有ったが、直ぐに折り合いは付いた。4角の手応えからリリーノーブルが相手と気付いた様で、余裕を持って外へ持ち出し、坂を上る脚で決着を付けて快勝。決してペースが速かったわけではないだけに1分34秒3もまずまず優秀。キレで勝負するタイプではないだけに牡馬相手でどうかという面は有るが、今日でも上がり3F33秒7とまずまず。ケチは付けられない。あとは昨年のソウルスターリングの様に気性的な問題が出ないことを祈りたい。

リリーノーブル

たった中1週だが、前走京都戦から馬が一変。歩様、見た目共明らかに力強くなった。この馬の出脚でジワッと行かせて好位から。こちらはコーディエライトとロックディスタウンに少し連られたクチ。それでも4角の手応えは充分で、前はキッチリ捕まえているのだが、ラッキーライラックの方が底力が上だった様で、ネジ伏せられて2着。とはいえ、前走京都戦は馬が非力に映ったことを考えると一戦毎に馬が良くなっている。今日のままだとGⅠでは通用しないが、この成長力は魅力。

マウレア

-4kg。毛ヅヤは良かったが、数字は減らないに越したことはない。現状でギリギリ。半馬身程出負けしたが、周囲の馬が行ってくれたことでスペースが出来、何とか中段は確保出来たのは大きかったか。この位置で折り合いを付け、4角回ってリリーノーブルの直後。坂下迄は食らい付いていたものの、ラッキーライラックが内にモタれて来て、一瞬逡巡してしまった。ラッキーライラックを行かせてからは再び差を詰めている。とはいえ、この馬自身も登坂力が欲しいところ。パワー不足は馬体減が響いているのだろう。このメンバーでも能力そのものは大差ないが、今後は馬力強化が求められる。

トーセンブレス

2人曳き。前後肢にバンテージ。-8kg。見た目には馬体減は気にならず。ただ、気負っていた。この馬自身の出脚というより、内外の馬が速く、後方から。序盤だけ行きたがっていたが、ガッチリホールドして何とか折り合いは付いた。直線は外。上位3頭の後追いになっており、今日はこれで仕方がないのだが、とはいえ少し3着マウレアと着差が付いたのも確か。気性面も少し気になるところで、次走以降人気になるなら嫌ってみたい気も。

モルトアレグロ

2人曳き。前肢にバンテージ。前向きな気性で、馬体もコンパクトに纏まっていた。下見だけなら完全なマイラー。出脚は悪くないが、これも少し行きたがっており、位置取りよりもまず馬を前に置いて折り合いを付ける形。マウレアの直後、つまりトーセンブレスよりは前から追い出しており、今日の展開なら4着は欲しいところだが、トーセンブレスに追い負けてしまった。外枠がキツかったのも確かだが、これも気性面が今後の鍵となる。

ロックディスタウン

2人曳き。札幌戦よりは馬体が締まっていた。ユッタリ歩けていた点にも好感が持てる。強いていえばもう少し歩様の力強さが欲しい。出脚は決して速くないが、枠不利を嫌って先行。一つ内のコーディエライトが行ってくれた分、まだジワッと行けた印象も有ったが、それでも道中は結構力んでいた。こうなると終いが持たない。一瞬だけ先頭に立ったが、そこ迄。札幌戦から直接だと流石に間隔が開き過ぎていたか。ヤマニンシュクルの例も有るが、当時は札幌戦が10月頭の開催で、今日は精神面で出来ていなかった。今後へ向けて色々工夫は必要だろうが、これはこれで良い経験となった筈で、改めての期待。

第10回カペラステークス(GⅢ)

ディオスコリダー

前後肢にバンテージ。締まった馬体からデキの良さは伝わって来るが、少し気負っていた。好発も、無理には先行せず中段の外。3角手前迄は比較的真っ直ぐ走っていたが、3角で少し番手を上げてコースロスを最小限に留める意図は有った様だが、それでも4角は内ラチから4頭程外。決して楽な形ではなかったが、力任せに押し切った。3走前に先行して失敗して以降、ここ2戦は比較的矯めて乗られているが、それが良い方向に行っている。1200mでも乗り方を工夫している以上、今後は1400m,1600mへの対応が鍵ということになるが、スプリンターとしては近年最強レベル。

スノードラゴン

2人曳き。シープスキンノーズバンド。前肢にバンテージ。真っ白な馬体で毛ヅヤは良く分からないが、歩様の硬ささえなければ力は出せる馬。出脚は決して悪くなかったが、好発切ったディオスコリダーが控えたことで、その直後から。直線も後を追う形でここ迄。手前を替えるのにモタつくので外枠の方が競馬がし易い馬で、久々に自分の力を出し切れた。全盛期でもムラは有った馬と考えれば、全く衰えはない。

ブルドッグボス

2人曳き。前後肢にバンテージ。パワフルさは感じないが、スカッとした造り。歩様もしっかり。ゲートで若干安目を売ったが、出脚でカバーして中段から。直線迄ずっと馬群の中で競馬を進める形となり、特に4角ではディオスコリダー、スノードラゴンに先を越されたのも痛かった。実質的には態勢決した後に追い込んで来た形。これでも今日は良く追い込んでいる方だろう。枠に殺されただけで、相変わらず堅実。

ドラゴンゲート

前肢にバンテージ。+16kg。太いのは確かだが、緩んでおらず毛ヅヤも良かった。デキ自体は高いレベル。芝での出脚が圧倒的に速く、スッとハナ。中山1200mで前半3F34.0秒は決して速い方ではなく、それだけ先行争いに決着を付けるのが早かった。4角を楽な手応えで回って、直線を向いてからも一旦は突き放しているのだが、坂を上ったところで甘くなった。今日の展開なら最低でも馬券圏内ないと厳しい気もするが、一応は太目が祟ったと甘目に評価しておきたい。何れにしても次走真価が問われる。

ニットウスバル

多少ボテッと映るが、ダートのスプリント戦なら問題はない筈。気配も良かった。出遅れたというよりは、ゴチャついてダッシュが付かず後方から。道中は動くに動けない形となったが、4角で上手く立ち回ってスノードラゴンの直後へ出て来れたのが不幸中の幸いだったか。もうちょっと食らい付いて欲しかったものの、5番人気の人気通りには走って来た。今後も展開一つ。

第53回中日新聞杯(GⅢ)

メートルダール

シープスキンノーズバンド。前後肢にバンテージ。多少気負っていたが、馬体にはキレが有った。最初から油断すると引っ掛かりそうになっており、ジワッと乗られて中段やや後方から。道中とずっとそんな調子で手応えが良く、直線向いて直ぐにGOサインが出るとアッという間に捕まえた。ステッキは数発入っていたが、あまりに早目に抜け出して気を抜かせない程度のモノで、ほぼ楽勝といえる内容。頭の高さ故に、今春の新潟戦では直線が長過ぎる様な雰囲気も有ったが、中京迄なら我慢してくれることが分かったのは収穫。今後も脚の使いどころひとつ。

ミッキーロケット

+6kg。GⅠへ入ると見劣りする馬だが、このメンバーだと垢抜けた雰囲気は有る。歩様も以前と比較すればしっかりして来た。ゲートが多少悪いのは何時ものことだが、意外に出脚が有って好位直後。元々長いところで走っていたので折り合いも問題はなかった。ただ、勿体なかったのが4角。コーナーで外へ膨れる癖が有り、慎重に乗っていた間にメートルダールに交わされて、ここでの勢いの差が付いてしまったのが痛かった。それでもハンデを背負ってジワジワ伸びて2着確保したのが地力の証明。出脚が明らかに強化していた点も好感が持てる。

ロードヴァンドール

2人曳き。遮眼革。+6kg。多少腹回りがボテッと映るが、許容範囲。満点ではないが、充分走れる状態。出脚は速くなかったが、他馬が引いてくれて1角時点でハナ。後続もピッタリ付いて来てはいたが、1000m通過60.7秒だからマイペースといえるだろう。直線でも脚が残っており、負けたのは決め手の差。血統故なのか、長いところは使われてないが、今日の内容だけなら2400m辺りで逃げた方が良さそう。2000mで逃げ切ろうと思えば、もう少し出脚を強化するか、道中のペースを上げる必要が有る。

ショウナンバッハ

遮眼革。小ぢんまりとした造りだが、馬体は締まっていた。枠が遠くて控えるしか手がなく後方から。道中も折り合いに専念してジッと待機。直線も、インを突けず外へ出すしかなかったが、近くに居たマウントロブソンには伸び勝っており、この4着はほぼベストに近い結果だろう。これで重賞では3回連続掲示板を確保。そろそろ馬券になっても不思議はない。

マキシマムドパリ

2人曳き。馬に活気が有る。馬体も充実しており、高値安定。出脚は決して速くないが、ロードヴァンドールに抵抗しつつ2番手。下見は少し煩い位だが、それでも折り合いが付くのがこの馬の長所。直線向いてロードヴァンドールへ馬体を合わせに行ったが、捕まりそうで捕まらず。一瞬は1馬身近く突き放されたところをハナ+アタマ差迄盛り返しており、スタミナは見せているのだが、もどかしい内容。とはいえ、55kgを背負って牡馬相手に攻めたレースだっただけに、充分頑張っているといえる。連覇が懸かる年明けの当地限定戦が目標となるだろうが、ハンデさえ見込まれなければ達成濃厚。

ジャパン・オータムインターナショナル 第18回チャンピオンズカップ(GⅠ)

ゴールドドリーム

前後肢にバンテージ。+14kg。数字は増えているが、皮膚を薄く見せてデキ自体が良さそう。ただ、この距離でテンション高いのは歓迎材料ではなかった。出遅れ1馬身不利も、押してインへ突っ込みつつ、中段やや後方辺りの位置は確保。これでそれなりに脚を使っている様に見えたのだが、スローということも有ってか、インで脚が矯められており、直線だけ外へ持ち出されると切れに切れた。成績にムラが有る様に脚の使いどころは難しいのだろうが、一点突破の競馬で快勝。今日はそれ以上の評価はし辛い。昨年の覇者、サウンドトゥルーが今年凡走した様に、今後も展開次第という面は否めない。

テイエムジンソク

多少煩いのは何時ものこと。スッキリとした造りで、毛ヅヤも維持しており、高値安定。枠は遠かったが、出脚を利かせて2番手。乗り役には自信が有った様で、コパノリッキーは何時でも交わせるとこの位置でガッチリ抑えての追走。直線向いた段階で後続と少し距離が出来たのも絶好の形となった。追い出してコパノリッキーは想定より渋太かったのだろうが、それでもラスト100mで先頭。ただ、その時点ではゴールドドリームの勢いが違った。飛び道具にやられただけで比べ馬には勝っている。ただ、次走は年明けの東京戦とのことで、マイルへの対応は鍵となる。

コパノリッキー

+9kg。多少腹回りがボテッと映る。歩様は悪くないが、満点はやれない。今年は好発。2番手のテイエムジンソクと枠の差が有ったことで、1角へ楽に入れたのが大きかった。道中もテイエムジンソクが抑えてくれたことで1000m61.6秒とスローに近い流れに持ち込めた。4角迄持ったままで、今日の展開なら何とかしたかったところだが、テイエムジンソクに競り落とされ、更に外からゴールドドリームの決め手に屈した。行き振りの面で、結果的に前走大井で1200mを使っておいて良かったということはいえるだろうが、それでも負けたのは往時の力がないと見るのが妥当だろう。次走大井を使って引退だそうだが、手頃な引き際。

ケイティブレイブ

前後肢にバンテージ。+9kg。これも少し腹回りが緩い。毛ヅヤが落ちているのは冬場だけに仕方がないとしても、歩様もイマイチ硬さが残っていた。コパノリッキーが出遅れた場合はハナへ行く手も有っただろうが、行ってくれたことでその番手から。序盤だけ多少引っ張る場面は有ったが、基本的には流れに乗れた。直線も不利なく外へ持ち出せているのだが、瞬発力が足らずジリジリとした伸びだった。中央での勝利は昨年1月の500万条件迄遡らなければならず、こんなモノかも。裏を返せば次走大井で狙い目に。

アウォーディー

前後肢にバンテージ。キビキビ歩けていて、馬体も充実。馬は文句なし。ゲートは出ているが、テイエムジンソクに叩かれてワンテンポ待たされる形となり、6番手辺りから。この位置取りも想定より1馬身後ろだったと思うのだが、前に居た好位グループが動いてくれず、直線向いて前との差が開いてしまったのも痛かった。ゴールドドリームには並ぶ間もなく交わされていたが、こうなると無残。最後迄止めずに走っていたのはせめてもの救いだが、決め手を要求される展開となり不発で終わった。

第68回チャレンジカップ(GⅢ)

サトノクロニクル

-10kg。馬体減は見た目に気にならず。テンション高いが、土砂降りの前走京都戦よりはマシ。2走前の中山戦で感じた非力さはなくなった。ゲートは決して速い方ではなかったが、少し促して好位から。当初はスーパーマックスが内に居たが、向正面半ばでラチ沿いへ寄せて脚を矯め、4角を多少強引に捌いて、直線入口で先頭。一瞬の勢いはデニムアンドルビーの方が良かったのだが、登坂力で振り切ってクビ差。戦前は、ドン尻強襲やイン突き等、乗り方に工夫が要る気もしたのだが、正攻法で勝てた点は高く評価したい。下見通り、馬が成長しており、現時点でGⅡ級。

デニムアンドルビー

前後肢にバンテージ。高値安定。歩様にバネを感じさせる。ゲートも悪かったが、例によって行く気なく後方から。何時もなら直線迄待ってからブッ放すのだが、今日は何時もより早目。内回りを考慮しても早仕掛けで、3角位から少し番手を上げて、4角で好位。直線入口ではほぼマクり切っていた。流石に最後は甘くなったが、ブレスジャーニーが外から来てもう一踏ん張りしている。久々の好走。とはいえ、3歳時のキレ味がなくなっている前提の策だった気もしないでもない。舌がハミを越していたのも関心出来ず、要は衰えのサイン。

ブレスジャーニー

前走京都戦から出来ていた。踏み込みも決して悪くない。半馬身程出負けして後方に近い位置。インで折り合いは付いていた。スムーズだったが、3〜4角中間で、デニムアンドルビーに被される形となったのは地味に痛かったかも。デニムアンドルビーを行かせてから後を追う形でここ迄。着差が着差だけに細かいミスが響いて来るということにはなるのだが、この馬自身も手前が替わっていなかった。右回りに対する経験のなさが出た感も。裏を返せば能力差はそれ程ない。

モンドインテロ

オーストラリアンブリンカー。2000m仕様なのか、何時もより気合が乗ってキビキビ歩いていた。馬体にも張りが有ってデキも良さそう。流石にこの距離だと出脚が苦しく、押しても後方から。これもインに居たクチで、デニムアンドルビーが動いて、更にブレスジャーニーが行ってからの外。最後迄ジワジワ伸びているが、この距離で決め手勝負となると流石に分が悪かった。昨年3着の中山戦を捨ててこちらへ使って来た理由がイマイチ分からないが、中山に使っていれば3着有った筈で、微妙な勿体なさが残る。

スーパーマックス

-11kg。前後肢にバンテージ。中央馬相手だと流石に見劣るが、馬のフォルムはどちらかといえば芝馬。好発。出脚も決して悪い訳ではなかったが、流石に地方からの参戦でレースを壊す訳にも行かず、好位から。サトノクロニクルとデニムアンドルビーの間に入って、結果的にサトノクロニクルの勝利をアシストした感も有ったのだが、この馬自身は只管内目を立ち回って入着。勿論、中央ならオープン戦に使うしかないのだが、1000万クラスなら楽勝しそう。

第51回スポーツニッポン賞ステイヤーズステークス(GⅡ)

アルバート

筋肉が浮いて前走東京戦以上。歩様にも力強さが有り、過去3年の中でも一番良く見せた。外枠だったことも有り、内の出方を窺いながら中段から。眼前がフェイムゲームとなったのも願ったり叶ったり。毎年のことながら、ペースは途中で緩急が有るのだが、ジックリ構えて2周目3角から進出、坂下で先に仕掛けたフェイムゲームを捕まえるとあとは独走。完勝だった。京都の馬場が特殊過ぎるだけで、マトモな馬場で3000m以上ならこの馬が現役最強。ペースの違いは有るにせよ、過去2年よりも時計が速かったことも、今年の充実振りを示している。

フェイムゲーム

2人曳き。後肢にバンテージ。+16kg。見た目には多少太い程度。毛ヅヤも悪くないが、左浩志の出が悪いのは気になった。内枠だったが、行きたい馬に行かせて中段。とはいえ、ところどころで掛かっていた。馬を前に置いて何とか宥めようとしていたが、この頭数で壁がない場面も有り、スムーズとは行かなかった。それでも2周目3角から進出、4角で先頭に立ってアルバートには完敗の形だったが、悠々2着は確保。掛かっていなければ際どくなっていたという見方も出来るが、前走京都戦で全く動けなかったのは気性面も有ったとのことで、むしろ走る気が出ていると前向きに捉えたい。

プレストウィック

+14kg。芦毛でも毛ヅヤが良い。気配は地味だが、馬体にも張りが有った。基本的には出脚がサッパリの馬だが、3600mも有るだけに少し促した程度で流れに乗れて後方から。道中はアルバートを意識しつつ進出。2周目4角迄は食らい付いていたが、直線に向いてからの機動力が違っており、2馬身程突き放されながらも何とか3着に浮上。父ダイワメジャー、母系もメンデスに繋がる系統で、長距離でというタイプではないのだが、ズブさが良い方に向いている。

プロレタリアト

数字がない分だけ迫力に欠くが、それでも中身は詰まっていそう。デキ自体はかなり良い。好発も、出脚が速い訳ではなく中段から。好発切った分、内に潜れた。道中をコースロスなく運んだ反面、2周目4角で外へ持ち出そうとした際にアルバートに蓋をされてしまったのが痛かったが、それでも立て直してここ迄。ついでにいえば直線もプレストウィックに寄られており、踏んだり蹴ったりの競馬だったが、最高に乗って3着が有ったかといったところだろう。それでも実績を考えれば充分健闘といえる内容で、もう少し出脚が来ればオープンでも面白い存在。

シホウ

遮眼革。+14kg。毛ヅヤは良いが、腹回りが少しボテッと映る。数字分だけ太い。プロレタリアトとは出ッパで1馬身違ったが、積極的に乗られて好位から。壁がない状態でも折り合いは付いていたが、馬群の外はやはり厳しいところ。2周目4角でフェイムゲームに交わされてからはほぼ無抵抗だった。流石にプレストウィックより強い筈で、案外感は残る。絞れればもう少し機動力が来るのだろうが、この機動力のない状態で先行したのが裏目に出た気もしないでもない。