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競馬回顧 2013年3回中京

サマーマイルシリーズ第1戦 第61回トヨタ賞中京記念(GⅢ)

フラガラッハ

前後肢にバンテージ。一番手入れされている馬ということで、戦前はベストターンドアウト賞を受賞したそうだが、確かに良く見せた。このレース、内目を歩く馬が多い中で、外を周回していた点にも好感。ゲートは出たが、例に依って後方から。道中は各馬が内目を開け、更にその外だったが、最内をオセアニアボスが狙い、これで馬群が少し内目に戻って来たのは結構大きく作用している筈。大外と行っても、馬場の6分どころ。久々にハマった。この1年間はサッパリだったが、このコース形態は合うのだろう。それ以外に説明が付かない。

ミッキードリーム

馬体は身が入って良く見せるが、今日は矢鱈歩くのが遅い。戦前はハナへ行くかに思われたが、内からフレールジャックが引っ掛かり、この馬場でも有り、無理せず好位。行かなかったことは正解だが、好位で外回されるのは総じて早仕掛けになり易く、最悪のパターン。フラガラッハに併せる形になったとはいえ、この内容は強い。ただ、この馬も時々着順以上に強い競馬を見せる一方で、ダラしない時も多い。

リルダヴァル

2人曳き。馬体も迫力がなかったが、歩様が硬過ぎる。今日はゲート五分に出て、好位から。目の前がドナウブルーとフレールジャックだったが、フレールジャックの故障も上手く避けられた。ただ、外に進路がなく、最内へ突っ込む形。決め手が甘い代わりに、荒れ馬場も苦にしないとはいえ、外に持ち出したかったところ。重賞を勝ち切る馬ではないが、諸事情を全て考慮すれば良く走っている。

ドナウブルー

+12kg。前後肢にバンテージ。馬体増でも、フックラ見せて悪くなかった。出脚は一番速かった位だが、内からフレールジャックが行って2番手。ただ、少し掛かり気味だったか。外からシャイニーホークが動き、となれば抵抗せざるを得ないところで、早仕掛けに。人気背負っての4着だが、内容的には前走東京戦よりは遥かにマシになっている。次走、連覇を目指して新潟戦出走だが、最有力となりそう。

ワイズリー

寸が詰まって、如何にもマイラー。ハナも覗かせていたが、馬群をエグる様に外へ持ち出して好位。それでも馬場の良いところ迄は出し切れず。ただ、坂を上がって、内からリルダヴァルに差されており、この2頭の比較では能力差が有るだろう。リルダヴァルが重賞級ではないので、となるとオープン特別で何とか通用という評価になるのだが。

第45回函館2歳ステークス(GⅢ)

クリスマス

+8kg。後肢にバンテージ。テンション高い。数字がなく、コンパクトに纏まった馬。好発。前走同様、出脚も速かったが、テルミドールが抵抗して2番手。それでも折り合いは付いており、4角持ったままで先頭。楽勝だった。ただ、走りが少し硬いのと、頭も上がり気味。4角の良過ぎる手応えからも、マイルが限界だろう。成長次第にはなるのだが、クリスマス迄保つかどうか、それすら怪しい。

プラチナティアラ

シープスキンノーズバンド。これも数字のない馬だが、バランスは取れている。完成度は高い。毛ヅヤも冴えていた。余り出脚は速くなさそうだが、押してテルミドールの直後。枠の利も大きいが、今日の低レベル戦、そしてBコース替わりでこの位置を取り切ったのは大きい。後続は誰も差して来ず、内から2着は確保。今日の内容だけなら今後は苦戦が続きそう。

トーセンシルエット

テンションも高いが、歩様が硬い。出脚の問題も有るのだが、1枠2頭に良い位置を取られ、 向正面では中段でマイネルディアベルと並走。ただ、そのマイネルディアベルが4角で置かれ、内にスペースが出来た。追ってからは渋太く脚を使っている。枠が逆ならプラチナティアラに先着していた。メンバーレベルは別にして、悲惨な歩様がマシになれば、距離は延びても何とかなりそうな印象が有る。

オールパーパス

まだ若いながら、筋肉の輪郭は浮きつつ有る。出脚は速かったが、内外から来て一旦引いて3角で5番手。一応はスムーズだったが、4角からステッキが飛び、直線も伸び案外。馬体だけなら確実に走って来そうな雰囲気だが、あとは真面目に走るかどうか。

ハッピースプリント

数字も有るが、馬の迫力では断然。出脚もなかったが、乗り役もサッサと諦めて後方から。諦めが早かった分、道中は内目を通れたが、4角は大外。このロスを考慮すれば今日はかなり評価出来る5着。この条件が合わなさ過ぎるだけだろう。中距離主体に使えると重賞でも楽に勝てる馬。ただ、道営所属となるとこういうレースを使わざるを得ないのが...。

サマー2000シリーズ第3戦 農林水産省賞典第49回函館記念(GⅢ)

トウケイヘイロー

+4kg。前肢にバンテージ。少し腹回りがボテッと映った。今季、デキが良いのは間違いないのだが、太いのも確か。戦前の想定通りハナ。しかし、誰か絡んで行く馬が居るかと思われたが、モズが2番手で抑えた為、誰も鈴を付けに来ず、今日の馬場で1000m通過58.8秒は楽も楽。トップハンデだったが、ストップアンドゴーが一切なかったのも良かっただろう。今日は4角で勝負が決まった。ハナへ行けば折り合えるのが長所でも有り、弱点でも有る。ここ2走は出脚で決着付けており、弱点が目立っていないのだが...。

アンコイルド

もう少し歩様に伸びが欲しい。毛ヅヤもイマイチで、決して良い様には見えない。出脚が然程速い訳ではなさそうだが、枠の利で好位のイン。トウケイヘイローを見ながら絶好の形になった。4角で後続を見切り、相手を前と決めたのは良かったが、直線でアッサリ突き放されてしまった。最後は2着確保がやっとで、格の差を見せ付けられた感。器用さは有るが、オープンで通用する地力はない。

アスカクリチャン

2人曳き。トモのボリューム感は目立ったが、舌を出して遊んでいた。出たなりに1角では好位の外。しかし、岩田騎手らしいところで、少しずつ内へ内へ入れて行き、直線は最内へ。昨年、福島で重賞を勝った時もそうだが、ハンドリングの良い馬で、その点は生かし切った。ただ、その辺りの利を考慮しても、今日の展開でここ迄走れば上等という気もする。前述の福島戦は内田博幸騎手が完璧に乗って、漸くの重賞制覇といった印象だったが、少し強くなっているかも。

サトノギャラント

馬体も数字が有って良く見せるが、キビキビ歩けていて、何より気配が良かった。少し出したが、出脚が甘く後方から。3角過ぎから外を無理矢理上がって行ったが、ペースを思えば良い脚を長く使っている。前走もそうだったが、小回りが向かないだけ。実力そのものは重賞でも足りそう。

トウカイパラダイス

前肢にバンテージ。馬体は悪くないが、少なくとも下見の段階では気配に乏しくて。この馬の出脚で好位の外。折り合いも付いて、道中は問題なかったが、4角での反応が案外。直線も伸びずバテずだった。今日は休み明けが言い訳になるが...。

レインボーダリア

今日はダメ。歩様が硬く、毛ヅヤがサッパリ。出脚が鈍く、後方から。道中も手応え良い様には見えなかったが、意外に僅差の6着。直線だけは脚を使っている。デキには疑問も、叩けば機動力も来る筈で、距離延長なら馬券圏内有って良い。

ネヴァブション

-8kg。前後肢にバンテージ。半年振りだが、出来ていた。最近の中でも良い状態。出脚が甘く後方から。これは何時ものことだが、3角手前で急に手応えが悪くなり、失速。故障かと思った位だったが、そこから盛り返してここ迄。もう少し時計が掛かるか、距離が有ったら競馬になっていた。引退迄に何処かで一発有りそう。

サマー2000シリーズ第1戦 第49回七夕賞(GⅢ)

マイネルラクリマ

2人曳き。トモのボリューム感は目立った。今日は文句なし。2000mなら出脚は一番速い位だが、行きたい馬に行かせて好位。ただ、1角では口を割る等、少し行きたがっていた。3〜4角中間からも強気に仕掛けて、ここで先頭。先週述べた様に、福島のこのパターンはかなりキツい筈だが、後続を突き放して見せた。完勝。時計も速い。次走不明だが、札幌戦でも注目の存在に。

トレイルブレイザー

ドバイ遠征は有ったが、何時ものこの馬。ただ、少し歩様の甘さがマシになったか。意外に出脚が悪かったが、折り合いは付く馬で押して中段やや前。その通り、内で上手く脚を矯められたが、マクり合戦に付き合って、3〜4角中間から一気に進出。先頭のマイネルラクリマにも並び掛ける形。一瞬は勝ったかに思われたが、そこからマイネルラクリマに突き放された。形の上では人気薄の激走だが、ハンデ通り実力は最上位。むしろ今日は案外感が有った。元々こういった出入りの激しい競馬を得意としないタイプでは有るが...。

タガノエルシコ

8歳馬だが、福島は初出走。多少の物見は仕方がないところ。数字の割には出来ている。余り行く気なく中段のインで待機。4角も我慢させて直線勝負。勝つ確率は限りなくゼロに近付くが、入着を目指すなら一番手っ取り早い方法で、上手く乗られたといって良いだろう。逆にいえばそれ以上ではない。

マックスドリーム

歩様は軽やかなものの、毛色で良く見せるだけで、馬体は少し緩い。ゲートも少し悪かったが、トビの大きさを生かす為、最初から外へ持ち出すつもりだった様で、バラける位置迄下げてからの競馬。外から強引に動いて行ったが、馬場状態も有るのか、直線入り口で並び掛けた迄だった。ただ、脚は見せた。叩けば馬体も締まって来る筈で、次走新潟なら本命視出来る。

ダコール

少し間隔が開いたが、キッチリ出来ていた。むしろ前走新潟戦より良かったかも。ゲートが少し悪く後方から。3〜4角は、マックスドリームに付いて行こうとしているが、コーナーの脚が全く違っていて、汲々としていたが、それでも直線は渋太く脚を使って、マックスドリームとはアタマ差の5着。これはこれで直線の長い新潟の方が良さそう。

エクスペディション

2人曳き。前後肢にバンテージ。今日は細い。夏場得意というイメージの馬だが、今季はダメ。この馬の出脚で好位直後。掛かり気味は何時ものことで、外回すのも毎度のパターンだが、それも4角迄。直線は全く伸びなかった。下見通りデキがないと見るのが妥当。

第18回プロキオンステークス(GⅢ)

アドマイヤロイヤル

例に依って数字の割に馬体の迫力がないのだが、気配は良かった。出たなりで中段のイン。馬群が2つに切れたが、後方の先頭に居た。従って、インに居ても比較的捌き易い位置関係で、上手く外に持ち出し、一追い毎に伸びて内外から追いすがる実績馬を凌ぎ切った。今迄見せていた詰めの甘さが嘘の様な決め手。6歳にして本格化ムード。ただ、改装間もないレコードで時計は平凡。同日500万で1分22秒7を見せられると...。

セイクリムズン

前後肢にバンテージ。夏場を休養に充てるケースが多い馬だが、今日は歩様がスムーズ。出脚は速く、2番手争いに首を突っ込んでいたが、ハイペースと読んで一旦引いたのが正解。直線は少し狭い場面も有ったが、コジ開けて2着に浮上。中央戦は久し振りで、時計勝負でどうかと思われたが、むしろ最近の中でも良い内容。実は夏場も合っている?

ダノンカモン

2人曳き。シープスキンノーズバンド。悪い時は細く映るのだが、今日はそれがなかった。落ち着いていたのも何より。ゲートは速かったが、最初から余り行く気はなく、中段で待機。スムーズに回って来れたが、4角でアドマイヤロイヤルの進路を造ってしまったのが失敗。あの場面をタイトに回っていたら、恐らくは勝っていた。ただ、これも夏場が良さそう。ダートは冬場に大レースが集中しているが、今迄それで力を出し切れていなかった馬も多いのだろう。

エアウルフ

前後肢にバンテージ。-12kg。もっと絞れても良い位。出脚も速いうのだが、外からアドマイヤサガスにアオられ、掛かり気味に2番手へ。これで結果的に待ち切れなくなった。坂を上がって一気に突き放し、一旦は1馬身抜けたが、そこからが甘くなってしまった。上手く乗れば馬券圏内は有りそうな内容。重賞初挑戦だったが、充分足りる馬。

シルクフォーチュン

恐らくは少し太いのだろうが、イレ込んでいなければ力は出せる。前走東京で芝を使ったのは今回の布石だったか、この馬がゲートをマトモに出て、中段やや後方から。折り合いも何とか我慢させていた。ただ、結果的に外へ出すタイミングが遅れ、馬群を捌く形となってしまい、競馬が終わった後になってしまった。今日は不完全燃焼。

ガンジス

一息入ったが、一応は出来ていた。理想をいえばもう少し歩様に伸びが欲しいが。出脚で抜けたトシキャンディを行かせて好位。内で上手く脚を矯められた様にも見えたが、追ってからが案外。この症状は前走東京戦と一緒。どうも手応え程伸びてくれない。結果的にオーバーペースだった面は有るのだが、今日の負け方では重賞を勝てる日は永遠に来ない。

第62回ラジオNIKKEI賞(GⅢ)

ケイアイチョウサン

前後肢にバンテージ。迫力はないが、キリッとした馬体。出遅れも、最初から内ラチ沿いへ付けてジックリと。開幕週の割に1000m通過が1分を超えるスロー、4角で馬群が密集し、皆が外へ行く中、狙い澄ました最内差しがハマった。前走東京戦に関しては前が詰まって参考外の一戦。折り合い面や瞬発力等、見どころも有ったのだが、レース後に見せた横山典弘騎手の「してやったり」といわんばかりの笑顔に全てが集約されている気がしないでもない。

カシノピカチュウ

途中から2人曳き。以前思えば腹回りが締まって来た。馬は確実に良くなっている。距離に不安の有る馬が先行争いに首を突っ込める筈もなく、中段で折り合いに専念。半ば動けない位置に押し込まれた様な状態だったが、馬は我慢して走っていた、ただ、4角ではステッキが激しく飛んでおり、むしろ圏外の手応えに見えたが、そこから渋太く伸びて2着浮上。距離は恐らく経験の問題で、一度でも使っていれば勝っていたか。先々に展望が開ける結果に。

アドマイヤドバイ

前肢にバンテージ。小ぢんまりと映るのは何時ものこと。毛ヅヤは冴えており、デキに問題はない。アオり気味に出たが、行く気の有る馬とそうでない馬で差が激しく、スペースが出来て、好位のインに潜り込めた。出脚を使った割には折り合いも付いていたが、内に居たとはいえ、福島独特のマクり合戦に巻き込まれた感も否めないところ。そこで一瞬モタついて前が壁になり、立て直し切った時にはカシノピカチュウの方が勢いが付いていた。悪い内容ではないが、小回り向きの馬ではなさそう。

フラムドグロワール

-6kg。冬場よりは良いのだが、若干馬体の張りが怪しく映った。出脚が速く、然程無理せず2番手。折り合いも付き、スムーズだったが、シャイニープリンスがマクりに来て、抵抗する形に。福島は馬場状態問わず、こうなるとキツい。賞金加算出来ずにまた残念な競馬になってしまったが、差は僅か。トップハンデでも有り、力は示した一戦。

シャイニープリンス

前肢にバンテージ。数字通り大きく見せて、馬振りは目立つ。歩様も力強い。フラムドグロワールの先行策の乗る形で好位。外に急かされた関係で早目に動いたが、被されている間は問題なかったものの、外へ逃げ加減。直線向いた段階で一気に離されてしまっていた。キッチリ曲がれていれば勝負になった筈で、コーナー4回の右回りは厳しそう。

ガイヤースヴェルト

+6kg。下見は一番良く見せたが...。毛ヅヤ,歩様も悪くない。先行争いに首を突っ込んだものの、枠の関係で行き切れず中段。結果的に馬群の一番分厚いところへ回ってしまい、これもマズかったが、4角でアラアラ。見た目には悪くなかっただけに解せぬやられ方。故障でなければ良いが...。

サマースプリントシリーズ第2戦 第49回CBC賞(GⅢ)

マジンプロスパー

-8kg。もっと絞れても良い位。馬体は大差ないが、歩様の雰囲気だけをいえば昨年よりも上。最初から余り行く気はなく、出たなりで好位の外。1200mだが、むしろ引っ張り気味の追走だった。ただ、58kg背負ってこの形は思いの外、伸びないパターンも多いのだが、そこは中京。前が止まってくれる。連覇は見事だが、今日はハクサンムーンが最高の競馬に持ち込み、あくまでそれに乗じた形。評価を上げる様な内容ではなかった。

ハクサンムーン

2人曳き。下見は最後方を周回。+16kg。デビュー以来最高体重。少し太い気もするが、はち切れんばかりの馬体でデキ自体は文句なし。アイラブリリがゲートで一暴れして外枠発走。今日はこれが全て。相変わらず一完歩目が遅いのだが、そこから行き脚を付けてハナへ。エーシンダックマンもゲートを決めたが、それ以上に速かった。行き切ればこっちのモノで、600m通過34.2秒もスロー。前走もそうだったが、以前より矯めが利く様になっている。それでも新装中京で逃げ切るのは至難なところで、最後は捕まったが、速さを見せたのは収穫。一完歩目が速くなれば、GⅠにも手が届く馬だが...。

サドンストーム

2人曳き。前後肢にバンテージ。少し硬いが、勢いは出て来た。メリハリの利いた造りも流石。出遅れ1馬身不利。内枠も有るが、中京でコーナーから動いて良いことはなく、動けた動けなかったは関係なく、そのまま後方に待機。4角では乗り役も諦めただろうが、今日はこれで仕方がない。これでも力を示した3着。ただ、1200mで一番差しが利くコースが中京。小倉の忙しい競馬で届くとも思えず。

ザッハトルテ

前肢にバンテージ。+8kg。減るよりはマシだろうが、少し腹回りがボテッと映った。少なくとも絞れる余地は有る。他に速い馬が多く、出脚も差が有ったが、目前にマジンプロスパーが居て、マークする形。ただ、坂下から一瞬で突き放された。ハンデ差も有って、能力差は相当。戦前は期待したが、オープン特別でもキツい負け方。

バーバラ

+12kg。前後肢にバンテージ。ちょっと歩様が硬いのがマイナス。馬体も若干の余裕が有る。外枠の馬が先行した為、スペースに余裕が有り、ジワッと好位。上手く流れに乗れた。戦前は1番人気になっている時間帯も有ったが、不利なく運んでこの結果は力不足だろう。ただ、追って頭が高いのは気になった。これが改善するだけでも大分違って来る筈。