Sakura Archives

競馬回顧 2010年1回阪神・2回中山

第84回農林水産省賞典中山記念(GⅡ)

トーセンクラウン

以前思えばマシだが、もう少し落ち着いて欲しい。馬体も迫力不足。出脚が無く中段やや後方。その割に道中はずっと行きたがっていた。ずっとインを回り、直線一気に抜けて5馬身差。余程この馬場に適性が有ったのだろう。そしてこの乗り役も道悪が上手い。今日はこの2点以外に勝因考えられず。

テイエムアンコール

-12kg。前走小倉戦が太かった。絞れて順当に良化。芦毛だが、毛ヅヤが良い。出脚が速い馬ではなく、これも後方から。道悪でもノメる事無く、しっかりした脚取り。内を諦めて、直線大外だったが、上がりの掛かる展開で2着浮上。時計が速くなるとキツいのだが、条件整えばこの位はやれて不思議は無い馬。ただ、馬場適性云々はデキが良かった影響も大きいだろう。

ショウワモダン

+8kg。冬毛目立つのと、馬も少し太い。出遅れて後方から。ただ、この馬場に適性が有るのか、道中の行き振りが抜群。3角過ぎからマクッて行ったが、結果的に最後の最後で甘くなっただけに、もう少し待っても良かった。乗り方次第では2着も有った。ただ、前述した様に道悪は鬼の域。

セイクリッドバレー

+8kg。馬体はもっと増えても良い位。テンション高いのは仕方が無いが。道中は中段。折り合っていたというより、向正面で少し下がる場面も有ったのだが、内から鋭く差してここ迄。乗り役に言わせると、後ろの馬に乗っ掛けられて下がったとの事だが、何れにしても勿体無い競馬だった。これも実績通り、道悪はこなせる馬。

ドリームサンデー

トモの張り抜群。馬だけならコレ。押していたが、枠の差でモエレビクトリーに行かれて2番手から。4角でモエレビクトリーを見切り、ここで先頭。そこからがもう少しだったが、賞金は銜えて来て、この馬とすれば悪くない内容。インが利く馬場ならそれなりに堅実。

シャドウゲイト

2人曳き。今季多少太いのだが、毛ヅヤがピカピカ。好調キープ。スタート直後に躓いて3馬身の不利。最後方からインベタでここ迄。普通なら勝っていただろう。痛恨の競馬に。

第54回阪急杯(GⅢ)

エーシンフォワード

今日は雰囲気良かった。皮膚を薄く見せて毛ヅヤが良化。出遅れ1馬身不利。ただ、センター枠にビービーガルダンやヘッドライナーの直後を取られると競馬が後手に回るので、仕掛けて好位。その分、多少行きたがったが、この馬自身が乗り易いのと乗り役の技量で折り合い付けた。4角、ビービーガルダンが一瞬外へフクれたところをスクい、最後は1馬身半差。繰り返しになるが、乗り易さが有るのが長所。

ワンカラット

2人曳き。前走京都戦は案外だったが、今季デキ自体は間違い無く良い。1400mの相手では出脚速い方ではなく、中段から。4角の手応えが抜群、坂下で一瞬先頭に立った様に見えたが、そこからが甘く、エーシンフォワードに内をスクわれ、最後は2着確保するのがやっと。今日の競馬では1400mでも微妙に長い印象。前走から渋い馬場も良くないのだろうが、今なら1200mの方が良い。

サンカルロ

走っても中々人気にならない馬だが、実際下見はパッとしない。この馬のデキが悪い訳ではないが、馬が目立たない。ゲートは分が悪かったが、何とか中段。ただ、3角手前で行き場を無くしてブレーキ踏む場面。直線はワンカラットが抜けた後を通って、最後はこれとハナ差。斤量や道中のロスを思うと一番強い競馬をしている。下見は大した事無い様に見えるが、以前より強くなっている。

トライアンフマーチ

トモの甘さが解消されて本格化。ただ、前走東京戦時に述べた様に、距離を延ばして差しに徹した方が良さそう。少し押したら、引っ掛かって好位。3角過ぎから待ち切れずに進出。この形では直線伸びない。今日は競馬が雑。土曜日の続きになるが、乗り役が乗れていない。

テイエムアタック

シープスキンノーズバンド。太く映るのは確かだが、歩様に勢いが有る。デキ自体は良い。出脚で差が有って、中段やや後方。直線暫く右手前だったが、それなりの伸び。スローで外回ってこの差なら悪くないのだが、トライアンフマーチを捕まえていないと値打ちが無いところ。現状ではオープン特別級。ただ、1400m,1600mは意外に鞍数が少なくて...。

ビービーガルダン

遮眼革。休み明けにしては少し細い気もしたが、許容範囲。落ち着いていて、下見は問題無かった筈だが...。好発。出脚も速い馬だが、内からヘッドライナーが主張して2番手。3角迄は行きたがっていたが、落ち着いたところをトライアンフマーチに来られて、そこから再加速。下手に乗ったのは確かなのだが、それにしても直線は案外だった。良馬場発表でも、微妙に渋い馬場。これが敗因なら次走望みは有るが...。

第19回アーリントンカップ(GⅢ)

コスモセンサー

+8kg。数字はソコソコ有るが、纏まった造り。キビキビした歩様が印象的。内でモエレデフィニットの出脚も速かったが、これを叩いてハナ。ペース自体はスローだったが、シゲルモトナリとフラガラッハが3角過ぎから来ており、数字よりは楽ではなかった筈。無論、開幕週の利は大きいのだが、後続を坂下で突き放したのだから評価出来る内容。距離も2400m迄は保つ筈だが。

ザタイキ

歩様が力強い。馬もここでは最上位。好発も、控えて好位。道中は少し行きたがっていたが、折り合った途端に反応が悪くなり、4角で中段迄置かれる場面。まあ、直線はそれなりに差しているが、前走京都戦はもっとスパッと切れていた。坂なのか、微妙に渋い馬場なのか...。

レト

背丈が無いだけ。馬体そのものはしっかりしている。ジワッと好位直後。フラガラッハのマクりに乗っての進出。一旦は2番手に上がったが、乗り役に言わせると周りに馬が居なくてフワッとしたとの事で、ここ迄。悪くない内容。2歳時には1200mばかり使われていた馬で、前走京都戦は距離が長い様な気もしたのだが、今ならマイルも問題無い。学習能力が高い。

シゲルモトナリ

2人曳き。+6kg。毛ヅヤは良いが、まだ細く映る。もっと増えても良さそう。これもジワッと2番手。ただ、3角でフラガラッハが来て、一緒に動かざるを得ない展開に。一番キツい競馬を強いられた。この競馬が出来るならオープンでも通用。

フラガラッハ

相変わらず華奢だが、筋肉の柔らかさもキープ。ゲート内で立ち上がったところを開けられて3馬身出遅れ。馬群に取り付こうと仕掛けたら、行きたがって3角過ぎには既に先団。この競馬は流石に強引過ぎた。それでも寸前迄は粘っており、力は見せた内容。ただ、デムーロ騎手が今年乗れていない印象も。その辺りのリズムの悪さがゲートに出たと考えてしまうのも致し方無いところ。

ニシノメイゲツ

馬体はそれなりだが、もう少し歩様がしっかりして欲しい。ゲートで少し差が有って、道中は中段。もっと行きたがっている馬も居る中、道中は問題無かった様に思うのだが、4角で既に手応えが悪かった。敗因不明。馬場?