GⅠ最先着のタイセイボーグを素直に信頼。前走は17番枠を考慮しつつ早目早目の立ち回りで0.3秒差の3着。坂を上り切れずにフラついた感も有ったが、馬体も増えてデビュー当時よりレースに進境が窺える。また外枠になってしまったのがどうかだが、トライアルとしても低調で、何とかしたい一戦。
対抗はアランカール。出脚がサッパリで大きく置かれた最後方から運んだが、流石に位置取りが悪過ぎた格好。それでも、最後の脚はGⅠ1番人気のそれだった。今回は明らかに懲罰の乗り変わりで、前走の様なことはない筈だが、あれしか出来ない気性という可能性も。フルゲートではない点は有利に働きそうだが、中途半端な位置で折り合いを欠くと、何処にも居ない可能性も。
ホワイトオーキッドも圏内。前走は牡馬相手に挑戦して、歯が立たなかったが、ガサのない馬だけに渋った馬場状態が応えた面も有っただろう。折り合いも付いて、競馬自体は上手く運べており、センスは高そう。少し枠が微妙だが、好位置確保出来れば。
枠のいいエレガンスアスクも押さえたい。新馬の京都戦は外枠だったが、出脚が速くスッと好位が確保出来た。追って頭は高かったが、抜け出す脚も速く、如何にも小脚が利くタイプ。再度、好位で脚を矯める形が出来れば。
それなりのメンバーが揃ったが、ビッグシーザーに再度の期待を掛けてみたい。休み明けの前走京都戦は仕上がりが甘かった嫌いも有ったが、それ以上にスタート直後に躓いて、後方からの競馬を余儀なくされたのが痛恨だった。大型馬の叩き2走目で上積みが見込め、斤量も軽くなった。ゲートさえ出れば大崩れは考え辛い。
ルガルも対抗以下には落とし辛いところ。一昨年にGⅠを勝って以降が微妙だったが、前走阪神戦はナムラクレアを差し返して、完全復活をアピール。坂を上って止まりそうになっていたので、距離も1200mの方がいいのだろう。58kgなら、何とかしたい。
ファンダムも面白い存在。叩き付ける走法で、見た目の迫力は有るのだが、一方で距離には限界の有るタイプ。2400mは論外、前走中山戦を見る限り、気性的に前向き過ぎるところから、マイルも怪しそうだった。スプリントが裏目に出る可能性も有るが、いい方に出る可能性も有るだろう。
ママコチャは昨年の覇者。往事の能力ではない気もするのだが、現状でもGⅡ以下なら流石に力が上。折り合いが課題だが、その点も1200mの外枠なら問題はないだろう。本来の鞍上が乗ってくれた点も心強い。
連の軸として期待するなら、ウィルソンテソーロ。前走中京戦は決して楽な形ではなかったが、渋太く追い込んで際どい2着。この馬とウシュバテソーロで勝ちまくって来たオーナーだが、中央GⅠだけは縁がない。中々勝ち切れないが、マイルも無難にこなす。大崩れだけは考え辛い。
ラムジェットも東京マイルなら安定して駆けている。前走中京戦は先行有利だった展開の中で、上手く捌いて3着。東京マイルは3歳時に1回走っただけだが、前走と違い、小細工なしで乗れそうな上に、毎回メンバー中、最速の上がりが使える瞬発力は如何にも向いていそう。
ロードクロンヌが対抗。これ迄は詰めが甘い印象も会ったが、前走京都戦は見違えるような強さ。一皮剥けたのだろう。芝の未勝利は別にして、実質マイルが初めて、芝スタートが未経験と怪しさは有るのだが、今の勢いなら。
対抗はダブルハートボンド。1800mだったが、前々走京都戦がレコード勝ちでスピードを証明。前走中京戦はそのスピードで展開利を読んだ格好。レコード駆けの反動なのか、デキもイマイチに見えた。ダートは勢いがモノをいうケースも多いのだが、芝スタートも未経験と課題も多い。
昨年は京都開催だったが、今年は本来の阪神開催。このレース、2年連続2着のアサカラキングに期待したい。ゲートが怪しいので、アテにし辛い部分も有るのだが、ゲートさえ決まれば単騎で行けそう。メンバー的にも今年は少し低調。今年こそ押し切るか。
対抗は昨年の覇者、カンチェンジュンガ。その昨年は京都開催ということで、外差しの馬場がハマった形。ただ、昨秋の開幕週、しかも1200mで勝ち切った点は自信になっただろう。18頭フルゲート、58kgと条件的にキツいのも確かだが、この相手なら力が一枚上。
グレイイングリーンも前走は好内容。勝ち馬がルガル、2着馬がナムラクレアとGⅠ級が揃っていた中で、0.6秒差。最後のジリッぽい脚色は時計に限界を見せた気もしないでもないが、開幕週でもこの時期の開催なら再度のレコード決着にはならない筈で、台頭充分。
穴はナムラアトム。前走京都戦は出遅れてほぼ最後方からの競馬。結果は10着だったが。上がり3F32.6秒はメンバー中、最速で脚は見せたといえる。ゲートさえ五分なら、本来は好位で流れに乗れるタイプ。昨年4月に準オープンを1分20秒を切る時計で駆けており、同じだけ走れば好勝負。