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競馬予想 2021年3回小倉

サマーマイルシリーズ第2戦 第70回トヨタ賞中京記念(GⅢ)

意外と穴人気しているが、シャーレイポピーが狙い目。ここ2走は前走阪神戦が落鉄、前々走福島戦が外伸びの馬場で内に閉じ込められと、敗因は明白。3歳時から重賞でもソコソコ走っており、52kgなら。

同じく牝馬のミスニューヨークが対抗。昨秋辺りから地力が強化されたのか、末脚に安定感が出て来た。前走東京戦にしても10着とはいえ、0.7秒差。小回り平坦の方が一瞬の脚が生かせる筈で、あとは内枠をどう捌くか。

ダブルシャープも小倉巧者。重賞だともうワンパンチ欲しいのは確かだが、小倉1800mは2勝を挙げている。ゲートを決めて、好位で流れに乗れる様なら粘り込み充分。

大穴はベステンダンク。前走阪神戦は道悪ながら1000m通過57.5秒とソコソコ速いペースだったが、0.4秒差4着と良く踏ん張ったといえる内容。先行馬としては、出脚が甘いだけに1800mの方がいい筈。少し時計の掛かる馬場は望むところで、最内枠から逃げに徹して。

馬単
10=2 10=4 10=1

サマー2000シリーズ第2戦 農林水産省賞典第58回函館記念(GⅢ)

昨年2着のアイスバブルを狙う。実績馬だけに、斤量は仕方がないとはいえ、前走は59kgを背負っての競馬。前が残る展開でも有り、大敗は止むを得ない。ただ、デキに関しては叩いて確実に上向いていた。5kg減で巻き返し必至。

マイネルウィルトスもGⅡ以下なら安定勢力といえる存在。更に、前走東京戦がGⅡの56kgで2着ながら、斤量据え置きだった点は恵まれた。どちらかといえば左回り巧者のイメージも有るが、このメンバーなら力で克服。

スカーフェイスが3番手。GⅠだった前走阪神戦は6着ながらメンバー中、最速の上がりで6着。内目の馬場が悪かった中で、地力の一端を示す内容。GⅢで55sなら何とかしたいところ。

押さえがサンレイポケット。昨秋はGⅠで連続好走。年が明けてGⅡでも善戦止まりだったが、右回りはお世辞にもうまいとは言えない部分も有った。ただ、2走前に中京で着外に消えた様に、時計が速い馬場よりは洋芝の方が向く筈。ハンデ戦とはいえ、GⅢなら連には絡みたい。

馬単
4=5 4=8 4=12

第54回函館2歳ステークス(GⅢ)

未勝利上がりながらミスヨコハマに期待する。新馬はゲートで失敗したが、前走はゲートを決め、外へモタれる癖もマシになっていた。それでも少し行きたがった面は課題として残ったが、学習能力の高い馬だけに、この経験を生かして折り合いがつけば。

同じく未勝利上がりのミシェラドラータが対抗。馬だけなら、これが一番迫力が有りそう。これも新馬は出遅れていたが、2戦目は五分の発馬。前走に関しては優等生の競馬が出来ており、現状で競馬に注文が付かない点も強調材料。

そのミシェラドラータに、新馬で勝ったクリダームが3番手。ただ、道中は後ろからのプレッシャーが有ったとはいえ、結構行きたがっていた。それでも最後は余裕が有り、能力を秘めていることも間違いないのだが、内枠でも有り、スムーズに運べなかった時がどうか。

アスクドリームモアが押さえ。新馬は1分11秒1と時計が平凡だったことも有り、人気になっていないが、内容にはセンスを感じさせた。トビが大きいので、再度の外枠は歓迎材料。切れ負けさえなければ好勝負。

馬単
4=12 4=5 4=8

第27回プロキオンステークス(GⅢ)

昨年の様なレコードは期待出来ないとしても、ソコソコ時計は速くなりそう。外枠の馬は少し厳しいとみて、エブリワンブラックに期待する。前走船橋戦は相手が弱かった部分も有ったが、小回りの方が向いているということもいえる2着。3走全て馬券貢献の1700mなら、重賞に手が届いても。

ゲンパチルシファーが対抗。前走東京戦もソコソコ惜しい競馬だったが、こちらも小倉では馬券を外していない。更に、休み明けよりは叩き2走目で調子を上げるタイプ。このメンバーなら好走必至。

先行するメイショウウズマサが単穴。昨年の3着馬では有るが、1700mは微妙に長い印象。その昨年は前述した様にレコードが出る馬場で、今年の馬場だと少し厳しい様な気もするのだが、今年は楽々単騎が見込める組み合わせ。その分で相殺出来れば。

エクレアスパークルも小倉でオープン勝ちの実績。こちらは良馬場の方が結果がいいタイプで、馬場が乾いて来たのは好都合。前走福島戦はゲートで後手に回って苦しくなったが、五分の発馬なら巻き返す。

馬単
4=12 4=5 4=8

サマースプリントシリーズ第2戦 第58回CBC賞(GⅢ)

昨年はレコードだったが、今年は馬場状態が微妙。晴雨兼用という点ではテイエムスパーダが狙い目。前々走中京戦はゲート直後に躓いて流れに乗り損ねたが、スムーズだった前走阪神戦は快勝。鞍上が鞍上だけに変に人気になっているが、48kgだけに序盤さえ上手くやり過ごして流れに乗れれば簡単には止まらない筈。

出脚だけならスティクスが一番速い。こちらは良馬場の方がいいだろうが、昨年のこの開催、しかも今回と同じ開幕週で勝ち鞍が有る。休み明けから案外の競馬が続いたが、前走新潟戦は直線競馬が合わなかっただけで、デキに関しても戻っている。

実績馬では昨年の覇者、ファストフォースが筆頭格。昨年のこのレースを勝ってからは上手く行かない競馬も多いが、前走中京戦は9着でも地力を見せたといえる一戦。出ムチを入れて好位に取り付き、外枠ながら結構強気に乗っていた。今回も大外枠となってしまったが、この積極策は今回に生きて来そう。

大穴はカリボール。新馬を1800mで勝ち、菊花賞も走った馬だが、前走阪神戦で初めて走った1200mを勝ってオープン入り。その前走は着差こそ僅かだったが、インに居て、前が開く迄待たされた部分も大きかった。1回経験した慣れも見込め点も強調材料。

馬単
5=15 5=17 5=11