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競馬予想 2000年1回京都・1回中山

平安ステークス(GⅢ)

チェイスチェイスはスリルショー産駒で、大井より軽い京都の馬場が合う。新潟公営最強馬の力をもってすれば、能力差もない。早めに栗東に入厩し、体制も万全。もはや穴馬ではなく、堂々、主役を張ろう。

オースミジェットは京都の1800Mがベスト条件。あとは、斤量と馬体重が鍵。

なぜ、デピュティーアイスがあれだけ初ダートの競馬が鮮やかな勝ち振りで、それ以外のダート戦がパッとしないのか考えてみよう。答えは、下の締まったダートでしか走れない、ということだ。今回は雨が期待でき、ご希望の馬場状態。ついでに、気難しい馬なので、この外枠も有り難い。

まったく同じ事がナモンレグラスにも言えて、距離短縮で人気落ちの分、狙い目。

押さえに、内枠からバトルラインゴールドティアラウイングアロータガノサイレンス

馬連
10-13 10-15 10-16 1-10 4-10 5-10 10-11

日経新春杯(GⅡ)

マーベラスタイマーは前走は一回り掛かり通し。G2馬だけに別定戦だと背負わされるが、ハンデ戦なら55kg。武豊騎乗で、普段西下しない厩舎だけに勝負気配が漂う。

ペインテドブラックは青葉賞のように内にササったりするようなことはもうなくなった。ならば、57kgを考慮しても上位の扱いが当然だが、一頭になるとフッと気を抜く面がある。併せ馬の形にならないと。

サンデーセイラは休み明けいきなり3600Mはキツかっただろう。叩き2走目、トキオアクセルと兼ね合えるようなら粘り込みも。

スエヒロコマンダーは時計勝負に強い。ここ数走は相手も悪かったし馬場状態などもこの馬向きではなかった。57kgは別定戦でG2勝ちのあるこの馬にとってはむしろ恵まれた感も。あとは、デキ如何。

ロードサクセサーはハンデ、距離とあまりに条件が厳しいが、目下の勢いとデキのよさでどこまで食い下がれるか。

大穴はマキハタスパートヒシピナクル。特にマキハタは前走強い勝ち方だけに要注意。

馬連
7-10 5-10 1-10 9-10 2-10 3-10

淀短距離ステークス

スピードスターは強行軍ながら元気一杯。追い込みタイプながら坂のあるコースは苦手だが、平坦の京都で55kg。今回は条件が揃った感がある。あとは除外の影響がどうかだけ。

ジョープロテクターは12日、坂路で1番時計。前走はプラス14kgで太かったのでこの一追いで絞れてくれば、別定戦でも怖い。あとは時計勝負になったとき、対応できるかどうか。

ダイタクカミカゼは前走太かった上に、阪神はイマイチのよう。スワンステークスで、ブラックホークからコンマ5秒差の力でどこまで。

差し有利の見立てで、メジロダーリングはこの評価だが、GⅠでも楽に先行できるスピードはさすが。スピードの違いでアッサリも当然警戒。

ゲイリーフラッシュはハイペースでおっつけおっつけのほうがよく伸びる。オープンのペースでむしろ浮上。

レディボナンザは叩き3走目で良化が見込める。この距離は1F短いが、ブリンカー効果に期待。

馬連

6-7 6-9 5-6 6-9 6-10 2-6 7-9 5-7 7-9 7-10 2-7

ガーネットステークス(GⅢ)

セレクトグリーンは今季ダートの安定感は抜群。この中間も坂路50秒台を連発。人気でも逆らう余地がない。

トロットスターは前残り、しかも自身は出負けした前走もよく追い込んできた。攻め動くのは何時ものことだが、今回はいつにも増して動いた。この脚質にこの枠は有利とは言えないが、目下のデキの良さでどこまで。

トキオパーフェクトは例えハナが切れても脆さはある。それでも今回はラクにハナが切れそう。あとは、中間の一頓挫がどう出るか。

ビーマイナカヤマは昨年の2着馬。中山ダ1200外枠有利の定説はあるが、時計が掛かる馬場は疑問。

押さえに、オープンでは未知数もこの距離に自信のキョウエイフォルテ、ゲイリーコンドル。なかでもキョウエイは砂を被っても平気なのが魅力。

雅ステークス

グレイトエンペラーはリワードタイタンを差しきった前走の内容が秀逸。鉄砲は利かない傾向だが、攻め馬は動いた。松永幹夫ジョッキーが最近乗れていないのが気掛かりだが、一応の中心馬。

ダンシングチアズは武豊騎手を鞍上に据え必勝体制。叩いて確実に上昇。京都のダート1800Mは3勝している得意条件。外枠過ぎる嫌いはあるが、◎とは互角の評価。

ホーマンスピリットは折り合いに難があるが、この枠ならばそれも何とかなるだろう。昨年、ワールドクリーク、ニホンピロジュピタに勝った力を。

アレグラールは前走時も条件が揃っていたが、惜しい4着。このクラスだとあと一押しが足らないが、前日追いの内容が素晴らしかった。展開向けば。

押さえに、ワンモアヒットとうまく兼ねあえた時のフィールドソラール。攻め抜群のハギノハイグレイド

馬連
3-16 3-5 3-9 3-4 3-12 5-16 9-16 4-16 12-16

新春ステークス

ショーザランニングは前走度外視なのは当然として、年齢のせいでズブくなっている分、この距離の方がむしろ今はいいだろう。極端に速い馬もいず、2日連続で先行馬があっと言わせるか。雨が降りそうなのも好都合。

テンザンキラリはここ数走は重賞で惨敗も仕方がない。このクラスも、すでに勝っていて、主力の一頭。

シンコウエドワードはエルコンドルパサーが勝ったNHKマイルCの2着馬。無論、アッサリ勝たれても不思議はないが、休み明けに加えて、昨年ズブさを見せていたのが、この距離で不安。

サンフレアはここ数走の勢いも魅力だが、ガサのないこの馬にに1kg減はなによりも魅力。後は初西下でイレこまねば。

ここまでが互角の扱いで、以下前走不利のあったミッキーダンス。時計のあるトーワラノビア

馬連
7-14 8-14 6-14 7-8 6-8 6-14 14-16 4-14

スポーツニッポン賞 京都金杯(GⅢ)

アドマイヤカイザーはここ数走、すべて上がり3F34秒台以下だ。最高方から大外を追い込むこの馬には枠順も関係ないだろう。ハンデは見込まれた嫌いもあるが、それはほかも一緒。新年からスカッとした追い込みを武豊ジョッキーが魅せてくれるだろう。

そのハンデの見込まれたメイショウオウドウだが、苦手の左回りだったとはいえ、グラスワンダーとハナ差の実績の持ち主だ。朝日CCで引っ掛かっていたように、折り合いにも不安の残すこの馬にとっては、ハイペースの哩戦で好走も。◎とは調教内容の差だけ。

安藤勝己騎手の乗るロサードはガサのない馬で(前走時馬体重426kg)で57kgを背負うのは不安が残る。しかし、目下のデキと前走で見せたあの4角ひとマクリの競馬は鮮やかに脳裏に焼き付いていて、見限れない。

シンボリフェザードは昨年の同時期、京都の哩戦を勝っている。その時の斤量も今回と同じ56kgだ。前走負けすぎの嫌いもあるが、ブリンカー着用で甦るか。

穴どころでは京都外回りにありがちなイン強襲しそうなところ。ドラゴンライト、レガシーハンター、ホーセンホーライを。

馬連
9-10 7-9 9-12 3-9 4-9 5-9 7-10