アルナスラインの前走東京戦はホクトスルタンに完璧な競馬をされただけ。昨秋はまだ物足りぬ嫌いも有ったが、暮れの中山戦スキップが当たり凄い馬になって来た。その前走で58kgを経験出来たのもプラス。有力馬がそれぞれに死角を抱えるこのレース、今季の充実度で逆転へ。
当面の相手はメイショウサムソン。前々走がサッパリの内容で、精神的にも...という部分も有ったが、この点だけでも前走京都戦はマシになっていた。出脚が来たのも大きいだろう。ただ、気持ちで走っただけで、デキ自体は万全とは思えぬ。それだけに今回は逆に反動を案ずるケース。
3番手がロックドゥカンブ。前走東京戦は休み明けの影響がどれだけ有ったのかが微妙だが、斤量面含めてアルナスラインとは多少格の差を感じたのは確か。南半球産で半年遅れというのが昨年は言い訳になっていたが、これもソロソロ無くなって来る頃。手堅さは買うが、単となると微妙。
逃げるエイシンデピュティも要注。初距離で微妙な面は有るが、出脚がマイルでは通用しないので、2000m辺りの方が楽に行けるという点で向く。今回、単騎バレバレの組み合わせ。右回りの方がスムーズなのも好材料。
穴で妙味が有るのはエアシェイディ。今年初めから何度も述べている様に、今年はマイルの層が薄く、2000m級が厚い。今回でも、ドリームパスポート辺りが少しでも売れるならこの馬を買った方が余程良い。前走東京戦にしてもスズカフェニックスを後方から差していて、以前の良い脚が長く続かないイメージを一新。この相手でも、本格化した今なら。
アサクサキングスも一応押さえるが、積極的には買いたくない馬。ロックドゥカンブ同様堅実には走るのだが、前走京都戦にしても上位2頭とはかなりの差が有った。昨秋から控えても競馬が成立する様になっており、この点は良いのだが、決め手の甘さが露呈していて。
この時期の競馬にしては珍しく降級馬不在。それだけにレベル低い印象も。そして雨予報の先週は異様に時計の速い馬場、今週も速くなりそうで、狙いはセレスブルック。前々走は昇級で厳しい面も有ったが、この経験が今回に生きないか。歩様からむしろダート向き。目下デキも抜群。最内から一気に。
相手も芝で良績パレスワールド。ただ基本的にはダート向き。前走新潟戦は馬場が渋っていたのも良かっただろう。1000mベストの馬で1200mでも長い位だが、今の超高速馬場なら。
人気どころではルミナスポイントが最上位。現級安定勢力でも有り、距離にも良績。枠的にも手頃だが、前述した様に今の阪神ダートは時計が速い。時計面には限界有りそうなのがどうか。
ゴットヘイローも押さえたい。前走中京戦は適鞍無くて仕方無しの1700m。流石に長過ぎた感が。ただ、これも時計面でそこ迄の馬では無い印象。力は五分だが。
ハンデを背負う有力馬のデキが怪しい。ヒネッた狙いだが、本命はホウショウループ。前走中京戦はスタート直後に躓きながら最後は抑える余裕。休み明けでもキッチリ仕上がっていた点も、2走目の反動へのリスクを思うと良い。51kgなら。
相手も軽量ブローオブサンダー。前走新潟戦は500万のダートとはいえ圧勝。まあ、スタート直後にスッと流れに乗れない辺りはまだまだなのだが、2角から先頭に立って押し切ったのはスピードが違い過ぎるから。この相手なら賭けてみる手も。
一応ベッラレイアが3番手。前走東京戦はペースが遅かった事も有るが、マイル戦でも行きたがっていた。それでも前走分だけ走れれば勝ち負けなのだが、今回、距離延長でトップハンデ。前述した様にデキ自体が一息の印象も有り、前走より走れない可能性も高く。
57.5kgを背負う馬が3頭。近況の勢いの差は有るが、流石にマイネルレーニアの格が抜けている印象。開幕週で簡単に先行出来る出脚が有るのも良い。ただ、前走新潟戦がデキ一息。過信はどうかだが、間隔開けたのはここが目標だったから。本命に推せる様な適当な馬も他に居ない事も有り。
相手も57.5kgゲイルスパーキー。馬はまだ完成途上だが、こちらは逆に間違いなくデキが良い。前走京都戦は前が残る展開で、後方の外で何も出来なかっただけ。距離もベストだが、重賞でも好走歴の有るマイネルレーニアと同斤。些か見込まれた感も。
タガノバスティーユもこの相手ならマークが必要。前走中京戦は出遅れて外々を回された挙句、直線も前が開かず殆ど追えていない。まだ馬が緩く、10kgは絞れて欲しいのだが、大型馬の叩き2走目。後退は無い。
軽ハンデ馬ではキッスアンドライド。デキが良いのは勿論だが、出脚も速いので開幕週の馬場で絶好の内枠が活かせそう。多少時計に課題が有るので、渋化残りそうなのも好材料。